声帯が炎症を起こした時、
疲れで声帯を支える筋肉が疲れた時、
声帯にできものができた時、
声帯に出血を起こした時など……..
とにかく声を休めることが第一です!
声を出す時は、常に左右の声帯が合わさって刺激しあっているのですから、
休めないことにはなかなか回復がしないのです。
重症の炎症を起こしている時などは、筆談やメールを駆使して会話をするくらいの覚悟が必要です!
声を休めましょう。
治療の基本は声の安静です!
周囲がほこりっぽかったり、
乾燥をしていたりしていると声帯に悪い影響があります。
最近はアレルギーの方が多いですから、ほこりで咳き込んだり、くしゃみ等の咳や咳払いが非常に声帯へのダメージを与えます。
普段から、お部屋のお掃除を心がけたり、
乾燥が気になるときは、マスクをして予防したり、
特に冬は部屋が乾燥したり、旅先でホテルの部屋が乾燥したりすると、喉が痛くなって、乾燥したりもするので、
携帯の加湿器をつけることもオススメをいたします。
外出から自宅に帰ってきた時など、手洗いうがいは風予防にもなります。
随時にやりましょう。
起床後も乾燥している場合もあるので、うがいをオススメします。
お水や、お水と一緒に普通のうがい薬でのうがいや、
カテキンが入っている、ぬるめの緑茶や紅茶でうがいするのも効果的です。
はちみつ大根は1センチ角にした大根をはちみつに数時間浸け置いたもの。浸け置くと大根から汁が出てはちみつに溶け出します。
この大根の汁が溶け出したはちみつを食べると、初期症状の喉の痛みであれば翌日には喉の痛みが収まります。
大根には強力な消炎作用があります。特に汁が効果的です。
はちみつには過酸化水素という抗菌物質が含まれ消炎・殺菌に効きます。はちみつは口内炎治療にも使われるくらい細菌対策に有効です。
もう一つが喉を潤すことができること。
喉の乾燥は風邪には大敵です。
イソジンと違い、殺菌をしながら喉を潤すことができます。
喉を潤すためにのど飴を舐めることもあるかと思いますが、糖分の取り過ぎになりますし、
飴を舐めたからといって消炎・殺菌されるわけではなく一時しのぎです。
⑴大根の皮を向いて1cm角くらいのさいころ状に切ります。どんな切り方でも構いませんがはちみつが大根に接触しやすいようある程度細かくしましょう。
⑵切った大根を容器に入れ、ハチミツを全体にかかるようにかけます。
* 市販されているはちみつの中には水飴が混ぜられているものがあります。そういったものは、純粋なはちみつに比べて効果が薄い上に、糖分の過剰摂取につながることもあるので、購入の際はには成分表示をよく読むなどして、選んでくださいね!
オススメは、やはり純粋なはちみつですね!
⑶2~3時間おくと大根の水分が出てきます。浸透圧の作用です。このしみ出た水分を、水やお湯で割って飲みます。
※水やお湯で割らなくても飲めますが、ちょっと濃く感じます。私は、痛みが強い時は薄めないで飲んでいます!
簡単に作ることができるうえに、
のどの痛みをはもちろん咳などの症状もやわらげて風邪の治りを早くしてくれる、
風邪ひきの救世主が生姜はちみつ湯なのです。
*のどの痛みを治すためには、のどの炎症を治すこと、乾燥を防ぐことが大切。
*飲み物を飲むことは乾燥対策になるので、炎症を抑える効果のある飲み物を飲むことが、のどの痛みをとるうえで最も効果的な方法と言えます。
*生姜もはちみつも強い殺菌力があります。殺菌して風邪のウイルスを消滅させることでのどの痛みを治すことができます。
*寝る前にはちみつ生姜湯を飲むと、生姜の持つ体を温める効果的です!
体の内側からぽかぽかと温まり、ぐっすりと眠って体を休めることができるうえ、甘いはちみつが睡眠中のエネルギー源となって、弱った粘膜の治癒力を高めてくれるのです。
材料:おろし生姜、はちみつ、お湯だけ!
◊飲みにくいと感じる方はレモン汁を加えてみてください。
*おろし生姜は生のしょうがをすりおろすのが最も効果的にしょうがの成分を摂取することができますが、大変な場合はチューブの生姜を使っても大丈夫です。
分量の目安は
150mlのお湯におろし生姜を小さじ1~2、
はちみつを大さじ1~2です。
好みに合わせて
生姜の量とはちみつの量を調節してください。
作り方:おろししょうがとはちみつをカップに入れてよく混ぜ、
そこにお湯を注いでかき混ぜるだけです!
Riposo durante la fuga in Egitto.(1594-1596)
Caravaggio(1571-1610)